お子さんが学校や習い事で使う体操服などに、ゼッケンをつける機会ってけっこうありますよね。
でも、いざ布に直接名前を書こうとすると、思った以上にむずかしく感じることも多いんです。
- 「きれいに書いたつもりなのに曲がっちゃった…」
- 「インクがにじんで読みにくい…」
なんて、ちょっとしたミスでやり直しがきかないのは困りものですよね。
書き始める前から緊張してしまう、なんて方も多いのではないでしょうか。
そんなときに便利なのが、あらかじめ名前の下書きを印刷しておく方法なんです。
プリントされた文字をなぞるだけなら見た目も整いやすくて仕上がりもバッチリ。
失敗の心配がグッと減りますよ。
この記事では「ゼッケン用の名前ってコンビニで印刷できるの?」という素朴な疑問にお答えしつつ、自宅のプリンターを使う方法や印刷業者に頼むケースまでいろいろな選択肢をご紹介していきます。
自分に合った方法を見つけて、ゼッケン作業を少しでもラクにしていきましょう!
ゼッケンの名前、コンビニで下書き印刷できるの?
「布に直接名前を書くのって、ちょっと緊張する…」という方けっこう多いんじゃないでしょうか。
そんなとき便利なのが、事前に名前の下書きを印刷しておく方法なんです。
実はコンビニのマルチコピー機を使えば、スマホやパソコンで作った名前入りデータをそのままプリントすることができるんですよ。
各コンビニには専用アプリが用意されていてUSBメモリやSDカードの持ち込み、Bluetooth送信などいろいろな方法に対応しています。
やり方を知っておけば手間も少なくて簡単!
下書きをゼッケンの上に重ねてなぞるだけなので、文字の歪みも減ってきれいに仕上がりますよね。
コンビニプリントを使ったゼッケン作り、やり方をチェック!
布に直接ペンを走らせるのって、思ったより難しいんですよね。
生地がよれたり、インクがにじんだりして、うまく書けなかった経験がある方もいるはず。
でも、あらかじめ下書きを用意しておけば、そんな失敗の心配はぐっと減りますよ。
ここでは、ゼッケンにきれいに名前を入れるための手順を順を追ってご紹介します!
ステップ①:下書きデータを作成しよう!
【パソコンを使う場合】
WordやGoogleドキュメントなどの文書作成ソフトを使うと、簡単に名前入りの下書きが作れます。
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文書を開いたら、用紙の向きを「横」に設定
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1行目にクラス名、2行目に苗字を入力
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中央揃え&フォントサイズの調整をして、見やすいレイアウトに
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最後に保存すればOKです
【スマートフォンで作るなら】
画像編集アプリを使うとスムーズです。
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白背景のメモ帳やスクリーンショットをベースに画像を用意
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「3:2」程度の比率でトリミングして、見やすいサイズに調整
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テキスト機能でクラス名や名前を入力して保存すれば完成です
スマホに保存された画像は、そのままコンビニに持っていけばOKなので、データ転送の手間もかかりませんよ。
ステップ②:コンビニでプリント!
データが用意できたらあとはコンビニで印刷するだけ。
セブンイレブン、ローソン、ファミマなど、多くのコンビニに設置されているマルチコピー機を活用しましょう。
各社専用のアプリを使えば、自宅でアップロードして予約番号を発行→店頭で入力するだけで印刷できます。
A4の白黒なら1枚20円前後と、お財布にもやさしいですよね。
USBメモリなどで直接コピー機に読み込ませる方法もありますがファイル形式に制限がある場合もあるので、事前に確認しておくと安心です。
ステップ③:下書きをゼッケンに写すコツ
印刷した紙をゼッケンにぴったり重ねて、文字の上からペンでなぞっていきます。
文字が太いときは、まず輪郭だけなぞっておいて、あとから塗りつぶすと失敗しにくいですよ。
ズレを防ぐために、紙をテープなどで固定してから作業するのがおすすめです。
自信がない方は、消せる布用ペンを使えば安心ですよね。
ステップ④:なぞった文字を塗って仕上げ!
輪郭ができたら、中をていねいに塗っていきましょう。色ムラが出ないように、ゆっくり丁寧に塗るのがポイントです。
使うペンは、洗濯しても消えにくい「布用油性マーカー」がおすすめ。
裏にインクが染みやすいので、作業中は下に紙を敷いておくと安心ですよ。
これで、ゼッケンの名前入れが完成です!
最初はちょっと手間に感じるかもしれませんが、一度やってみると意外とカンタンで、「えっ、自分でもこんなにきれいに書けるの?」と驚くかもしれませんよ。
ぜひ一度試してみてくださいね。
おうちのプリンターでOK!ゼッケンづくりをもっと手軽にする方法
「わざわざ外に出なくても、自宅でゼッケンが作れたら助かるのに…」って思うことありますよね。
でも実はお家のプリンターさえあればゼッケン用の名前下書きは簡単に準備できちゃうんです。ちょっとした工夫で、きれいに仕上げることもできますよ。
ここでは自宅プリンターを使ってゼッケンを作る方法をいくつかのパターンに分けてご紹介します。
普通紙にプリントするだけでも十分!
まず一番シンプルなのは、下書きデータをそのままA4の用紙に白黒印刷する方法です。
パソコンで作った文書や、スマホで作成した画像やPDFなど、対応している形式なら問題なく出力できますよ。
ただし、スマホから直接プリントするにはプリンターがBluetoothやWi-Fiに対応している必要があります。
機種によってはSDカードに保存するかパソコン経由で印刷する必要があるかもしれませんので、そこは事前に確認しておきたいですね。
特別な用紙を準備する必要はなく、普段使っているコピー用紙でOKなのも嬉しいポイントです。
アイロン転写シートで仕上げる方法も!
「なぞる作業を省きたい!」という方におすすめなのが、アイロン転写シートを使った方法です。
これは、作成した名前データを専用シートに印刷し、それをアイロンで布に転写するだけ。
手描きよりずっと時短になるうえに、印字がくっきりしていて見栄えもいいんですよね。
ただし、この転写シートはインクジェットプリンター専用。レーザープリンターだと対応していないので、印刷する前に確認しておくと安心です。
印刷の手順は通常の紙とほとんど変わらず設定画面で「転写シート用」などに切り替えて印刷すればOK。
なおこちらはあくまでご家庭のプリンター向けなので、コンビニ印刷では使えない点に注意しましょう。
布に直接プリントはできるの?
「布にそのまま印刷できたら一番ラクなのに…」と考える方もいるかもしれませんね。
でも残念ながら、家庭用プリンターでゼッケン用の布に直接印刷するのはちょっとハードルが高いんです。
というのも、多くのプリンターは紙専用に設計されていて、布のような柔らかくて薄い素材を入れると紙詰まりや故障の原因になってしまうことがあるんですよ。
どうしても布に印字したい場合はアイロン転写シートや布用プリントシートなど、プリンター対応の専用素材を活用するのが安全で確実です。
フォントにもこだわりたい!かわいい文字は無料で使える?
せっかくゼッケンを作るなら、「ちょっと可愛いフォントで仕上げたいな〜」と思うこともありますよね。
そんなときは、スマホアプリを使えばおしゃれな文字を手軽に取り入れることができますよ。
iPhoneやiPadユーザーなら「透かして清書」という無料アプリが便利です。
手書き風や丸文字など、かわいいスタイルが豊富にそろっているので、ゼッケン用の下書きにもぴったり。
一方、Androidを使っている方は「なぞってご祝儀」といった似た機能を持つアプリがあります。
こちらも簡単に使えて、フォント選びがちょっと楽しくなっちゃいますよね。
こうしたアプリを使えば、自分らしさのある下書きを無料で作成できるのでより愛着のあるゼッケンに仕上げられます。
100円ショップで見つかるかも?ゼッケン作りに便利なアイロンシートをチェック!
「アイロンシートって、100均でも手に入るのかな?」と気になったこと、ありますよね。
実はダイソーなどの100円ショップでも、ゼッケン作成に役立つアイテムが手軽に買えるんです。
たとえば「アイロンプリントシート」という名前で販売されていて、自宅のプリンターで名前などを印刷できるのが特長。
あとはアイロンで生地に転写するだけなので、わざわざ手書きでなぞる必要もなく、あっという間にゼッケンが完成しちゃいます。
ただし100均の商品はハガキサイズ程度のものが多く、大きめのゼッケンを作りたいときにはサイズが足りないこともあるので注意が必要です。
事前に必要な大きさを確認してから買うのが安心ですよ。
自力ではちょっと不安…そんなときは業者にお願いするのもアリ!
「印刷の仕方がよく分からない…」「手作業で失敗しそう…」という方にはゼッケン印刷のプロにお願いするという方法もありますよ。
実店舗での依頼方法
制服を取り扱っているお店やスポーツ用品店などではゼッケンへの名前入れを代行してくれるところもあります。
お店にゼッケンを持ち込むだけで、プロが専用機械できれいに印刷してくれるので忙しいときや見た目の完成度にこだわりたい人にはぴったりですよね。
ただし、すべての店舗で対応しているわけではないので事前に問い合わせてから出かけるようにしましょう。
もちろん、プロに頼むぶん費用はかかりますがその分仕上がりがしっかりしていて、洗濯を繰り返しても文字が消えにくいというメリットがあります。
郵送対応の業者もあります!
「近くに頼めるお店がない」「時間がなくて行けない」という場合は郵送でゼッケン印刷を受け付けてくれる業者を活用するのも便利ですよ。
ネットで「ゼッケン 印刷 郵送」などと検索すれば、対応している業者がいくつか見つかります。
やり方はとっても簡単で、印刷したいゼッケンを業者宛に送るだけ。
ポストに投函するだけで手続きが完了するところもあるので、時間が取れない方にもぴったりなんですよね。
料金は業者ごとに異なりますが、印刷代と返送料を合わせて600〜800円くらいで対応してくれるところが多い印象です。
自分で作るよりは多少お金がかかりますが、仕上がりの美しさや手間がかからない点を考えると、十分アリな選択肢ですよね。
「明日までに欲しい!」急ぎの場合はどうする?
「急に必要になっちゃった…」ということもありますよね。
でも、郵送サービスを使う場合は、どうしてもある程度の時間がかかってしまいます。
なかには到着したその日に発送してくれるようなスピーディーな業者もあるようですが、通常は2〜3日は見ておく必要があります。
特に入園・入学シーズンや運動会前などは注文が集中しやすいので、できるだけ早めに準備しておくと安心ですよ。
ゼッケン作り、手作りと業者依頼のどっちがいい?それぞれの違いをチェック!
ゼッケンを準備する方法って、大きく分けて「自分で作る」か「プロにお願いする」かの2通りがありますよね。
それぞれにメリット・デメリットがあるので、自分の状況に合ったやり方を選びたいところです。
▼ 仕上がりの違いは?
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自分で作る場合
手作業がメインになるので、多少ムラが出たりズレたりしてしまうこともあります。
慣れていないと難しく感じるかもしれませんね。 -
業者に頼む場合
専用の印刷機を使って作業してくれるので、見た目も整っていて安心感があります。
洗濯にも強く、長持ちするのも魅力です。
▼ 気になる費用は?
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自作の場合
コンビニで白黒印刷するなら1枚20円ほど。
転写シートを使っても100円ショップで手に入るので全体的にコストを抑えやすいですよね。 -
業者に依頼する場合
送料込みでだいたい600〜800円くらいが相場です。
やや割高にはなりますが、その分きれいな仕上がりと手間いらずの快適さがあります。
▼ 完成までにかかる時間は?
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自作の場合
印刷してなぞるだけなら、1〜2時間もあれば完成できます。
急いでいるときにはありがたいですよね。 -
業者の場合
注文から届くまでに最低でも2〜3日は必要。
すぐに欲しいときには向かないので、余裕を持って依頼するのがベストです。
コンビニで印刷するなら知っておきたいポイント
「ゼッケンの下書きってどのくらいのサイズまでプリントできるの?」と疑問に思う方も多いのでは?
コンビニのマルチコピー機は最大でA3サイズまでの印刷に対応しています。
それ以上のサイズが必要な場合は、画像を複数枚に分割して印刷する形になります。
PrintSmashってどこで使えるの?
「PrintSmash(プリントスマッシュ)」はファミマ・ローソン・ミニストップ・ポプラなどで利用できるアプリです。
ただし、セブンイレブンでは非対応なので、セブンで印刷したい場合は「netprint(ネットプリント)」など別のサービスを使う必要があります。
スマホから印刷できるの?
最近はスマートフォン1台あれば、コンビニでの印刷も簡単にできるようになってきましたよね。
各チェーンに専用アプリが用意されていて、データをアップロードして印刷予約番号を発行→店頭で番号を入力するだけという流れが一般的です。
一部のプリンターではWi-FiやBluetooth接続で直接データを送れることもあるので、機種によってはさらにラクに印刷できますよ。
写真や画像を印刷したいときの注意点
画像ファイルを印刷したい場合は基本的にコンビニの専用アプリを使って印刷するのがおすすめです。
ただしアプリによっては「写真専用プリント」機能しかなく、普通紙印刷に対応していないこともあるので注意が必要です。
ゼッケンの下書きを作るときは「写真印刷」ではなく「文書印刷」「普通紙プリント」が選べるかどうか、事前にアプリ内で確認しておくと安心ですよ。
まとめ。プリンターがなくてもゼッケンはかんたんに作れる!
「ゼッケンって難しそう…」と思っていても、実際は下書きをプリントしてなぞるだけで、かなりきれいに仕上がるんですよね。
自宅にプリンターがない場合でもコンビニのマルチコピー機を使えば低コストで手軽に印刷できます。
データさえ用意しておけば、ついでの外出でサッと準備できるのも魅力です。
「時間が足りない」「不器用で不安…」という場合は、業者に任せるのも立派な選択肢。
納期に余裕があるときには、仕上がり重視でプロに頼むのもいいですよね。
どちらの方法にもメリットがあるので自分の状況に合わせて、無理なく進められるやり方を選んでいきましょう!